会葬御礼品はどのように決めればいい?
通夜・葬儀の規模・僧侶の手配などいろいろなことが決まってきたら、会葬御礼品も用意しなくてはいけません。
会葬御礼品とは
会葬御礼品とは、通夜・葬儀・告別式に参列をしてくださった方全員に会葬礼状と一緒に渡すものです。
殆どは葬儀社を通じて専門業者へ依頼することが多いですが、まれに喪主や喪家の方が葬儀社を通さず手配を希望されることもあります。
<デメリット>
・葬儀場によっては会葬御礼品の持ち込みが不可の場合や、持ち込みが可能な場合でも持ち込み料金が発生する場合もあるので、確認が必要です。
・特注の品物だと、参列者の人数分が用意できないこともあります。
・葬儀専門の業者ではないので、通夜・葬儀・告別式の時間に品物が間に合わない場合があります。
<メリット>
・故人の思い出深い品物を用意できる。
・日頃からお付き合いの深いギフトショップを利用することで、今後のお付き合いが良くなりやすい。
どのような品物を用意すればいい?
<会葬御礼品の相場は、300円~1000円が一般的>
① 後に残らないような消耗品・・・海苔・お茶・タオル・ハンカチなどが一般的です。
② 持ち帰りやすい物・・・軽くてコンパクトな品物がベターです。
③ 地元の産業に貢献できるもの・・・まとまった数をご用意する機会なので、地元にお茶や海苔などが名産品とされている場合は、地元産業の貢献にもなります。
④ 香典の金額に応じて品物を用意する・・・2000円の香典を頂いた場合の品物と、5000円の香典を頂いた場合の品物という風に3段階で用意する場合もあります。
<会葬御礼品として選ばれる品物ベスト5>
① お茶・・・「八女煎茶」「静岡銘茶」
② ハンカチ・・・「和のこころ・さくらハンカチ」「ウェッジウッドフェイスタオル」
③ コンビニカード(クオカード)・・・「セブンイレブンクオカード」
④ 台所洗剤・・・「花王キュキュット」
⑤ 海苔・・・「白子のり」
会葬御礼品はいつ渡すの?
会葬御礼品は、通夜や葬儀即日に参列者が会場の出入り口で記帳をしてくださる時に、手渡しで渡す場合が多いようです。
でも参列者が遠方から来られていたり、香典が高額な場合は、後で送ることもあります。
ポイント
会葬御礼品と 香典返しは別物なので気を付けてください。
■会葬御礼品は、わざわざ時間を割いて参列をしてくださった行為に対してのお礼の気持ちです。
■香典返しは、お香典に対してのお礼です。(香典とは、故人の霊前に供える金品のこと)
参列者は故人と「縁」のある方々なので、最後まで失礼のないようお礼の気持ちをお伝えしたいですね。