最新版!葬儀のルールとマナー徹底解説

葬儀の日程を決める

葬儀の日取りはどのようにして決めたらよいか?

葬儀の予定を決めるには、何を優先すればいいか?迷うところですよね。ありがちなのが、家族・親族の予定を優先して決めがちです。果たして、それでいいのでしょうか?

まず、初めに抑えておきたいことが3つあります。菩提寺の住職(宗教者)、火葬場、会葬式場の3点です。

例えば、先に身内の都合を聞いて回り予定を決めたにもかかわらず、その日に「火葬場が空いてなかった」「住職の予定が入っていた」ので、立てた予定を、また最初から練り直し、なんて話はよくあります。

この3つのポイントは、「これをしなくては葬儀ができない」ものばかりです。しかし、無宗教スタイルであれば、「自宅葬」であれば会場は不要です。要するに、この3つがそろわなければ、葬儀の予定は決めれられないということにほかなりません。

とにかく先に火葬場を押さえる

特に都市部では、時間帯によって火葬場が込み合うことがありますので、なるべく早く時間を確認する必要があります。ちなみにご遺体の火葬は、死亡後24時間以上経ってから行うことという決まり以外、特に決まりはありません。

地域によっては、火葬してからお骨を葬儀場に運んで葬儀をする場合があります。そのような場合、遠方の親せきを待って火葬をしたいようなケースでは、葬儀の日程を遅くしても、何ら問題はありません。

 

葬儀は友引を避けなくてもよい

昔の人が良く言いますが「友を引いていくから友引の葬儀はよくない」といわれますが、これといって宗教的には問題がないようです。ただし、土地柄でとも尾曳の葬儀を避けるとか、香典を渡す日は虎の日は避けるといった場合がありますので、その点はご注意下さい。

親戚や、参列者の方で「友引の葬儀」が気になるからが多いようでしたら、従った方が賢明です。しかし、昨今ではあまり気にする必要はないようです。地方では友引が休場の火葬場が多いようです。

 

通常は、宗教者(菩提寺の住職、キリスト教は神父・牧師、神道は斎主)の予定を伺ってから、葬儀社に連絡し火葬場・式場の日程を調整してもらうことが多いようです。

初めて葬儀を行う場合には菩提寺がありませんので、葬儀社からの紹介で決めた方がスムーズに決まります。状況次第では、相談してみてください。

ここで一つ注意点なのですが、葬儀の日程を入れるとに、押さえておきたいポイントがあります。それは、急いで亡くなった当日や翌日にお通夜を行うよりも、2,3日余裕をもって執り行うことです。ある程度の時間が経つと、気持ちも整理できて、葬儀の準備もしっかりとやることができるものです。

 

葬儀の日程を決めるのポイント

葬儀の日程は、宗教者・火葬場・式場の予定を押さえなければ決まらない。