仏壇はいつ購入すればいいの?
ご家族は葬儀が終わり、ホッとする間もなく法要や手続きなどに追われているでしょうがあとひと踏ん張りでいろいろなことが落ち着いてくるので頑張ってくださいね。
葬儀が終わってから考えないといけないのが、新しい仏様を祀っておくための仏壇がいりますが、家に仏壇のない場合は、一般的には四十九日の忌明けの法要までに用意をします。
最近ではお仏壇のないご家庭が増えているので、いざ用意をと思ってもどのような物を購入すればよいかわからない方が多いようなので、わかりやすくご説明しますね。
そもそもお仏壇ってなに?
昭和世代の方は祖母の家にあったり、長男だからと仏壇をお守りしていた家庭もあったので仏壇は身近なものでした。
でも2017年の現代、そろそろお仏壇を見たことのない方もでてきているんではないでしょうか?
基礎知識として、お仏壇とは何をするためのものでしょう?
答えは、お仏壇にご先祖様や亡くなった親族をお祀りし、対話をするためのものです。
だからいつもご先祖様や亡くなった方に落ち着いていていただくための家とも言えます。
仏壇の中の装飾は、「家の中のお寺」と言われるほど寺院の内陣を模して様々な彫刻で飾られていて、仏壇の中心には本尊を祀り、そのそばに位牌を納めるようにします。
なぜなら、仏壇は仏様の家のようなものと言いましたが、あくまでも本尊を祀る場所なので、ありがたい場所でご先祖様や亡くなった親族を住まわせていただいているイメージでしょう。
仏壇の購入しかた
仏壇を購入するときは、まず安置場所を決めて、その場所のサイズをきちんと図っておきましょう。
高さ×幅×奥行
また、仏壇は観音開きで扉が開くので、そのスペースもゆとりをもって考えておいてくださいね。
そして次に、購入のおおよその予算を考えておく必要があります。
仏壇には仏具も必要なので合わせた予算を考えますが、この仏壇と仏具の価格には大変幅が広いので、基本的に費用バランスとしては仏壇7:仏具3の割合での予算が良いでしょう。
私も家族が亡くなった時に仏壇を購入したのですが、我が家の場合は仏壇の格式より我が家の家のサイズに合わせたものにしようと決まりました。
そして、仏壇のお世話がしやすいシンプルな装飾がいいということになり、仏壇屋さんに行くと大小様々な仏壇があってその種類の多さに驚き、心の中で事前にどのような仏壇を購入するかをイメージしてきてよかったと思いました。
細かいことは仏壇屋さんが教えてくださるので、安心でしたし、予算もはっきり告げておいたので仏壇屋さんも提示がしやすかったようです。
まとめ
仏壇は亡くなった方やご先祖様を身近に感じることのできる場所です。
だからあせることなく、じっくり仏壇を選んで気持ちの良いお祀りが出来るといいですね。